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痩身剛腕記

劇団唐ゼミ☆ 椎野裕美子のつれづれ

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紫陽花のコサージュ、唐組『吸血姫』!

6月になり、わたしの大好きな紫陽花の季節でございます。

さて、先月末はいくつか外出をいたしました。
まずは、ヨコハマハンドメイドマルシェ!
いつも劇団の衣装をやってくださっている砂田社長が出品してましたので、
ドリフトで行って参りました。

IMG_1537.jpg

コサージュによっては、小さな蝿や蟻が作られており、
このわずかな毒が魅力的。

shiino0526.jpg
(社長と私でポーズ)

紫陽花と言えば、私の代名詞でもありますし(勘違いはなはだしい)
砂田社長が身につけていた紫陽花のコサージュがとても素敵なお色でしたので
(人がつけているものはイイものに見える現象)
購入いたしました。
最近はスポーツウェアに身を包んでいることが多いので、
パーカーにつけてご満悦です。


そして、
念願の『吸血姫』観劇!

夜のお芝居の公演なんて、ほとんど観ることができなかったので
紅テントに足を運べただけでも大感激していました。

IMG_1592.jpg
(安定の存在感。紅テント!)

IMG_1601.jpg
(感動で震える手でパンフと紅テントを撮影)

久保井さん、藤井さん、岡田さんがしっかりと土台をつくり
20代を中心とした若手メンバーが生き生きと花を開かせる。
銀粉蝶さんのキュートさもあり、
充実の舞台でした。

わたしの背筋もピンとしてまいりました。
いい舞台作りたいです。

そうそう、紫陽花のコサージュつけて観劇しましたので
たくさんの人に「あら素敵」と言われ、有頂天の椎野でした。

おっしゃ、やるぜ。
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虫に噛まれていた話 2

ということで、今年のアニサキス話の続き。
(第一話はこちら

1時間半の待機宣告を受け、
待合椅子3人分を使って足を大きく開き、
まぶたをピクピクさせながら痛みをやり過ごした約40分後。

「手術の準備ができました」
「ありがとうございます(意外に早いじゃねえかこのヤロー)」
そこで看護婦さん登場。
「ここからは私が手術室まで案内しますね。大変でしたね。もうすぐですからね」

一気に優しい対応になり、じわっとくる。
そうなの。あたし結構大変だったの。
ま、これで一気に楽になるってもんよ。へへっ。
勝ちを確信した私。

ただ、そうは問屋がおろすはずもなかった。

「眠くなるお薬使いますけど、大丈夫ですか」
「実はいま授乳中で」
「えっ!授乳中なんですか?」
(なにやらノートをめくる看護婦さん)
「うーん。このお薬は1週間くらいは母乳から出てしまうんですよ」
「ということは・・・」
「母乳飲ませるのやめるのとか難しいですよね」
「む、難しいです」
「じゃ、、、、頑張りましょう!!!」

そう、何を隠そう、前回はこの「眠くなるお薬」をやったために
気がついた時にはお腹から虫が摘出されていた。
今回は、覚醒したまま、内視鏡をやるということか。
想像するだに、恐ろしい。
胃カメラ麻酔なしって、え?みんなやったりする?
あんまりきいたことないけど。え?え?
オエってなって、ウグってなって、それから先は未体験ゾーン。

「ね!頑張りましょう!!ね!」
「が、がんばります」

ジーザス。
だが、看護婦さんの顔は光輝いていた。
その輝きだけが私の救いだった。

前回同様、ゲル状の喉麻酔薬を口の奥にため、
時間が経過するとごくんと飲み干す。
相棒の点滴ポールに寄り添い、手術室の中に入る。
熟練の医師と若い研修医。
研修医の実験台になることは火を見るよりも明らかだった。
研修医にやってもらうのは、眠くなる薬をやっている人に限るっていう
わけにはいかないでしょうか。
喉まで出かかったが、喉の麻酔が効いているからか
言葉として表にでることはなかった。

手術台に横になり、内視鏡用のマウスピースを咥えさせられた。
若い研修医が名前を言った。どこの誰でもよかった。

「それでははじめます」

あまりの恐ろしさに全身がかたく緊張した。

「力を抜いてくださいね。大丈夫ですよ」

看護婦さんはどこまでもやさしかった。
しかし歯を食いしばることもできず、どう耐えていいのかわからなかった。

「そこで水いれて。そうそう。次、空気ね。いないねぇ。もう少し奥いこう」

空気に耐えられず、何度もヒキガエルのような音が口から漏れ出る。
痛みで涙がこぼれた。痛いと人は泣くのだ。

「ちょっと空気我慢してください」

これ以上、我慢せねばならないとは。
たった5切れの小さなシメサバを食べたばかりに。
く、くやしいぃ。

「うーん、いない、いない、、、あっ!いたっ!」

ほら、いたじゃないか。やっぱり手術してもらってよかった。
熟練の医師と研修医の「そこ掴んで」「水流して」の掛け合いはしばらく続き、私の涙も流れ続けていた。

「よし、これで終わり」

体内から、ケーブルが引き抜かれた。
疲れた。本当に疲れた。よかった。本当によかった。

あまりに疲れたので、看護婦さんに写真を撮ってもらった。
虫とのツーショット。

この経験が、人の笑いとなってくれればいい。
そう願うばかりである。

IMG_1204.jpg
(笑顔に無理がある。こんなときだからVサインだ。)

また胃を噛まれてたの。

実は内緒にしていましたが、今年の2月。
またしても、虫に胃をかまれてました。

はじめてのアニサキス体験は2015年の6月頃。
(初回体験記はこちら
ありゃ、ひどいもんだった。

今年は2018年2月11日。そう、唐さんのお誕生日。
私は胃を虫に噛まれたまま、お誕生日会に出席していたのです。
生汗と脂汗をひたかくし、お食事までいただいていたのです。
きっと唐さんにもバレてはいまい。ふふふ。

前日は、いきつけの魚屋さんで久しぶりのシメサバ!
アニサキスにやられて以来あんまり寿司屋に行くこともなく
(なんか美味しく食べられなくなったから)
信頼のおける魚屋さんのシメサバを買ってきて、
白米をバクつき、笑顔でご馳走様をした
夜中の3時。

「うぅ、痛い。いたたた、食べ過ぎたか、、、」

烈しい痛みに襲われ、目を覚ますわたし。
この痛みは、どこかで経験が、、、いや、、まさか
単なる食べ過ぎだ。だが、痛い。痛すぎる。
しかし、明日は唐さんの誕生日会。

絶対に行きたい!!!

出発の直前まで布団の上でのたうちまわってましたが、
この痛みならばいける、、、と高円寺へGO。
「この短期間にまたアニサキスはなかろう、、」
そうひとりごちて、
たまに襲ってくる激痛に顔を歪めながら、アトリエへ到着。

人間、本番になってしまえば、
痛みなぞどうにでもなるのです。
最高のパフォーマンスこそできないとはいえ、
パフォーマンスはできるのです。

楽しく幸せなお誕生日会を過ごさせて頂き、
帰路に着いた途端、痛みはマックス。

「救急外来に行こう」

そう決意して、辿り着いたところは横浜市民病院。
そりゃ、混んでるよね。
ひたすら待たされ続け、続けに続け、
待合室では、人目も気にせず完全にのびている私。
病院到着から3時間後。
灰になりかけはじめたころ診察の声がかかる。

「今日はどうされました?」
「どうも過去の経験からアニサキスのような痛みが深夜から続いているのです」
「そうですか、、レントゲン撮ってみましょう」
パシャ。

30分後。

「どうやら、アニサキスのようです」
「やはりですか」
「でも、のぞいてみないとアニサキスがいるかどうかわかりません。
やってみますか?内視鏡」
「ぅぅ、、やりましょう」
「じゃ、内視鏡の先生に確認するので待っててください」

点滴を雑に打たれ、刺された箇所が紫にかわってくる。

30分後。名が呼ばれた。

「手術の準備に1時間半かかりますが、やりますか」

1時間半か・・・。
もう、帰れって意味なんじゃないだろうか。
点滴ポールにしがみつきながら痛みに耐え、さらに1時間半か。
だが、前回は3日間苦しんだ。そんなの絶対イヤ。

「やります」

しかし、そう言った直後。ふと痛みが遠のく。
まさかとれたんじゃ!

「あ、痛みが少しとれました」
「え?じゃ、やります?とれたのにやっても、、、」
「やります。居てもいなくてもいいからやります。」

虫は力尽きて、己からとれることもある。
だが、そんなの誰が信用できよう。

かくしてわたしは1時間半に挑戦することとなった。

(つづく)

丸山正吾くんのブログに震えた。

いまさらと言われるかもしれないけど、
丸山正吾くんのブログを読んで感動。
『あれからのジョン・シルバー』での彼の役が
いかに超ド級にハードだったかをイラストを交えて紹介しています。
私は次の文章に彼の真髄を確信。


「僕は思うのですが、演出家は役者がそれをできるかどうかとかは考えないほうがいいです、たぶん。

やれ!といえば役者はやりますから、なんとしてもやりますから。」


彼ができないと言ったことは確かに、ない。
できるまでやる。なんの恩着せがましさもなく。
彼の凄まじいまでの身の捧げっぷりに観客だけでなく、
舞台を共にしている我々までも感動してしまうのだ。

彼は今日も今日とてキリストばりの身の捧げっぷりを舞台でみせているだろう。

丸山正吾ブログ
「人形の家初日の夜に、何故か『あれからのジョン・シルバー』を振り返る」


arekara_maruyama.jpg
(photo by Yukisuke Fushimi)

椎野の更新

「えぞ松の更新」がものすごく自分に刺激を与えてくれたのに、
Facebookで報告をしたのみで、ブログを更新していませんでした。
(Facebookは誰でもが見ることができるわけではないのに!ごめんなさい)

3月11日。サイバーフォレストシンポジウム。
贅沢に着物で朗読したいとの要望に、
いつも劇団でお世話になっている砂田さんが
快く着物を貸してくださいました。(もちろん着付けも)
息子連れの柏行きは一人ではなにかと心配でしたので、
当日一緒に来ていただいいて本当に助かりました。

東大の柏キャンパスはなんとも広く、会場となる柏図書館メディアホールは
ガラス張りでおしゃれな外観。中に入ると自然林のパノラマ写真がお出迎え。
そして私に朗読の依頼をくださった、岡田さんもとてもやさしい笑顔で迎えてくださいました。
会場では、主催者である斎藤先生がチャキチャキと機材の準備中(映像・音響機器などなど)
何からなにまでご自分でセッティングをやられていました。
チラシデザインも広報も、もちろん当日の司会もすべて斎藤先生。
何事もドン臭く亀の歩みの私としては、お見事としか言いようがありませんでした。

180311_1
(斎藤馨先生→TEDにもご出演!

会場には、樹木のエキスパート達が勢揃いしているのですが、
斎藤先生にしても図書館長さんのお話を聞いてみても、
みなさん単なる研究対象として樹木に接しているのではなく、
本当に樹木が好きで、フィールドワークが好きで
やさしく情愛を持って樹木と接しているんだなぁという雰囲気を感じました。

そして、息子を学生さんに預かっていただき、いざ出陣。

180311_2
(姉から借りた楽器がプロローグ)


180311_3
(台本はお手製。自分なりの倒木更新を表現しました)


実は、緊張してうっかり水を飲んでいくのを忘れ、のどがカラカラ。
いやはやいやはや。
慣れぬマイクにも焦りましたが、なんとか終了。
舞台の高揚感に浸らせていただきました。

幸田文さんのエッセイをちゃんと読んだのは
この機会がほぼはじめてでしたが、
上質な文章で、普段は泥まみれの荒くれテント役者の私も
なんだかお着物を着たくなるような、素敵な思いをさせていただきました。
(着物のアイディアは岡田さんからですけどね(笑))
幸田さんの文章は、意味よりもまず、音としてすんなり身体に入ってくるところがあります。
そう、唐さんもそうです。

180311_4.jpg

(パノラマ写真の前でポーズ)

子供連れでしたので、シンポジウムを聞くことができず、
それだけが心残りでした。
もっと、樹木のこと、倒木更新のことを実地でやられている方の
お話を聞いてみたかったです。

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痩身剛腕

Author:痩身剛腕
劇団唐ゼミ☆ 役者

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劇団唐ゼミ☆公演、次回は冬!

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